水素って本当に体にいいの？

厚労省で承認された安全性

こんにちは！

管理人の野中ホルンです。

数年前にブームを巻き起こした水素水。

効く・効かないという論争の結果、

疑似科学というレッテルを貼られて

そのブームは過ぎ去っていきました。

いまでは市場に水素水の商品を見ることは

ほとんどないように思います。

ある意味、マイナスイメージがついた

水素とその関連商品ですが、実際のところ

悪玉活性酸素を無害な水にするという

抗酸化作用は科学的にも認められています。

水素の有用性は、大学病院や専門機関で

臨床試験も相当な数、行われていて

データも蓄積されていますが、

いまだ確証を得るには至っていません。

なぜなら、研究は長期にわたるうえ、

ヒトを対象とした臨床試験の場合、

個々人の体質的違いにより

結果にばらつきが見られるからです。

2016年、国民生活センターは

水素水を販売する一部事業者に対して

「商品から水素が検出されない」と公表。

消費者が水素濃度を測る術はなく、

それによって水素そのものに疑念の目が

向けられたわけですが、このとき

国民生活センターは水素の有用性を

否定したわけではありませんでした。

しかし、うわさが誤ったかたちで広がり、

水素は疑似科学と見られてしまったのです。

当時、問題のある商品が出まわった

ことは事実ですが、だからといって

水素の有用性が「間違いだ」という

ことにはならないと考えます。

医療のみならず、さまざまな分野で

注目をされ続ける水素ですが、

いまだ研究過程で解明されないことも

多くあるようです。

宇宙でもっとも小さな分子なので、

すぐに拡散して消えるという特性も

解明を難しくしている部分でしょう。

とはいえ、水素の安全性については

研究データからも証明されています。

1995年、厚生労働省で食品添加物として

承認され、25年経ったいまでも、

変わらずに承認され続けているのです。

体内に取り入れられた水素は、

必要なはたらきをしたのちに水となって

体外へ排出されるため、過剰摂取や

副作用などの心配はありません。

水素の評価については、

今後ますます期待されるでしょう。

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