コロナ禍のオンライン飲み会で

オキシトシンの効果を実感

おはようございます、

管理人の野中ホルンです。

「コロナうつ」という言葉を

よく聞くようになりました。

新型コロナによる緊急事態宣言が

発令されたことをきっかけに、

ステイホームやリモートワークを

推奨、自粛生活が始まりました。

余裕ある生活を取り戻すことが

できたと喜ぶ人がいる一方で、

人と交流する機会が減ったことで

孤独感を募らせ、ストレスから

うつ症状になった人もいます。

ストレスが自律神経に影響する

ということは前回のブログでも

お伝えしました。

臓器や器官をコントロールする

自律神経は、交感神経と

副交感神経で成り立っています。

そして、不安やストレスが募ると

交感神経が優位になり、

自律神経のバランスが崩れます。

結果、免疫力が低下するのです。

コロナうつの対処法では、

オキシトシンという物質の

分泌を活性化させることが

大事になってきます。

オキシトシンとは、脳の視床下部で

つくられるホルモンのこと。

親子間で愛情を深めたり、

仲間との信頼感を育むときに

人の脳内ではオキシトシンが

たくさんつくられます。

スキンシップをはかると、

自分と相手の双方から

オキシトシンが分泌され

癒しの効果が得られるのです。

スキンシップをしなくても、

目と目を合わせて会話をする

だけでオキシトシンが分必する

という研究報告もあります。

それだけ私たちにとって

人との交流は安心感が得られ、

リラックスでき、免疫力の

向上にもつながるのですね。

《オキシトシンの効果》

幸せな気分になる

心臓の機能を上げる

社交的になり人への関心が高まる

脳や心が癒されリラックスする

他者への信頼の気持ちが増す

不安や恐怖心が減少する

学習意欲と記憶力向上

親密な人間関係を結ぼうとする

感染症予防につながる

環境が大きく変わることは

大きなストレスとなります。

孤独感や先の見えない不安は

じょじょに積み重なり、

数カ月経ってうつを発祥する

ケースも少なくありません。

つまり、コロナうつは

これから注意が必要な時期に

なっていくと考えられます。

米国ウィスコンシン大学の

研究では、直接人と会わなくても

声を聞くだけでオキシトシンが

増えることがわかっています。

3密を避けるコロナ禍にあっては、

「オンライン飲み会」なども

ストレス解消と免疫力向上に

有効なようです。

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