フルーツの食べ過ぎに要注意

糖化した細胞が老化を誘発

こんにちは、

管理人の野中ホルンです。

誰もが願う「若さ」と「美しさ」。

おもに美容業界では古くから

追求されてきたことですが、

アンチエイジングのテーマは

医療の分野でも注目されています。

医学は病気を治すための学問ですが、

老化を病気の一つととらえれば、

その原因を突き止めることで

進行を止めたり予防できたり

するはずです。

見た目を若返らせるために、

ヘアメイクやファッションに

気遣う方も少なくないでしょうが、

ある研究では、外見と体内の

老化度合いは比例するとの

論文も発表されています。

つまり、外見をうまく装っても

体内年齢が老けていれば

どうしても若づくりの印象を

拭えなくなってしまうのです。

このときに老化度合いの

指標となるのが「酸化」と

「糖化」の2つです。

酸化とは、活性酸素の害で

体がサビることを指します。

糖化とは、タンパク質と糖が

結びつくことで体がコゲる

状態のことを指します。

たとえばトーストの焼き目を

想像してみてください。

糖化は、食事で起こります。

食べ物に含まれる糖質が

体内のタンパク質と結びつき

糖化することで、AGEと

呼ばれる物質がつくられます。

AGEは、「老化物質」とも

呼ばれることがあり、

老化の大きな原因の一つ。

酸化した細胞は老廃物として

排出できるのですが、

糖化した細胞は体内に

どんどん蓄積されて

タンパク質変化を引き起こし

老化や疾患を誘発するのです。

糖化の元となる食べ物は、

砂糖を使ったスイーツなどを

想像されるかもしれませんが、

ご飯などの炭水化物や

一部の野菜、アルコール類も

それに当たります。

なかでも果糖による糖化が

よくないという研究結果が

発表されました。

美容や健康によいとの考えから、

フルーツを好きなだけ

食べていると、糖化によって

健康を害するかもしれません。

美肌に必須なタンパク質である

コラーゲンやエラスチンも

糖化反応で減少し、

シミ、シワ、たるみ、くすみ

といった肌トラブルを

引き起こしかねないのです。

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