離婚、そして新たな学びの日々②
瞑想の本との出合いから
セラピストの道が開けた
平成2年、私は某書店の
店長として働き出しました。
当時、船井幸雄さんの本が
ベストセラーでした。
私が勤める書店でも平積みで
どんどん売れていきます。
そんなある日、私は
1冊の本と出合いました。
瞑想についての本です。
沖縄に研修センターがあり
友人を誘って行ってみると、
受講料ががかかると言います。
友人はすぐに断りましたが、
私はやってみたいと思いました。
安い金額ではなかったので
友人には心配されましたが、
決意は揺らぎませんでした。
本来であれば、時間をかけて
学ぶようなカリキュラムでしたが、
私は短期集中で進めました。
その翌年にはタイへ行き、
アーユルヴェーダの研修に参加。
セラピストの資格を取得しました。
研修中はずっと菜食生活でした。
それ以来、私は30年にわたり
完全なビーガンを通しています。
帰国した私は、自分の中の
利他心が足りないと感じました。
幸せの実感が湧いてこない、
しっくりこない感覚です。
その答えを探すために、
自己啓発セミナーも受けました。
そこでは自分のビジョンを
語る機会が与えられました。
私は「沖縄を救う母になる」
と大勢の前で宣言したのです。
みんなからは拍手が起さました。
自分から言ったことなのに
そのメッセ ージの大きさに
驚いてしまいました。
どうしてこんなこと
言っちゃったんだろう……。
赤面している私に対して
誰かが「教祖になれば?」
と茶化してきました。
私は慌てて言い返しました。
教祖や先生じゃなくて、
誰とも同じ目線でいられる人
マザー·テレサのような……。
このときの言葉は
気恥ずかしさもありますが、
いまも私の心にしっかりと
刻み込まれています。
思い返すたびにいつも
正しい方向へ導いてくれます。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました!
続きは、次のブログをお楽しみに (^^)/
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