新型コロナ国内初感染から

約半年間を振り返ってみた

こんにちは、

管理人の野中ホルンです。

新型コロナウイルスの

感染者数が再び増え出しました。

昨日（7月19日）の報道によると

都内で新たに180人以上を確認、

16日は286人、17日は293人、

18日は290人で4日ぶりに

200人を割り込みましたが、

安心できる数値ではありません。

「感染者数の急増を受け、

都は15日、感染状況に関する

4段階評価の警戒度を最も深刻な

“感染が拡大していると思われる”

に引き上げていた」

とのこと（朝日新聞デジタルより）。

第２波の警戒感が高まるなか、

Go To Travelキャンペーンも

いよいよ実施される運びとなり、

私たちはこれまで以上に

予防策を徹底する必要があります。

新型コロナに関しては

最初の罹患者から半年が経ち、

情報があふれ返っています。

そこで、いったいどんな病気なのか

改めて整理してみたいと思います。

中国湖北省の武漢市で

最初に報告された感染症から、

その後、全世界に蔓延しました。

日本では、志村けんさんや

岡江久美子さんなどの

著名人が感染、死亡したという

ニュースが大きな衝撃となり、

新型コロナの恐ろしさを

改めて実感するに至っています。

そして、現在も世界中の人々の

健康と経済に深刻な影響を

及ぼしています。

人に感染するコロナウイルスは、

昨年12月以降に問題となっている

新型コロナ（COVID-19）以外にも

これまで6種類が見つかっています。

このうちの4種類は、一般的な

風邪を引き起こすもので、

全体の10～15%を占めていて、

多くは軽症です。

残りの2種類は、2002年に発生した

「重症急性呼吸器症候群（SARS）」と、

2012年以降に発生している

「中東呼吸器症候群（MERA）」。

いずれも重症化すると言われます。

今回の新型コロナは7種類目の

コロナウイルスに当たります。

感染源は、武漢市生鮮市場で

売られていた野生のコウモリとも

言われていますが、いまだ不明。

新型コロナは人から人へ感染しますが

感染者のうち5人に4人は感染させず、

残り1人が複数人に感染させるため、

クラスターが発生するという

特徴があります。

感染経路は、おもに飛沫感染。

感染者のくしゃみや咳などの

飛沫と一緒にウイルスが放出され、

別の人がそのウイルスを

ロや鼻から吸い込み感染します。

最近では、一部専門家から

空気感染も疑われています。

潜伏期間は、WHOの知見では

現時点で1～14日とされており

これまでの情報では、

未感染者については14日間に渡り

健康状態を観察することが

推奨されています。

罹患後の決定的な治療法はなく、

アビガンやオルベスコなどが

症状の改善に貢献するようですが、

いまだ検証の段階です。

ワクチンを含む新薬の開発にも

時間がかかると言われています。

つまり、抗ウイルス薬などの

特異的治療法はなく、現時点では

対症療法のみというわけです。

どうすれば重症化は防げるのか。

ワクチンはいつできるのか。

治療戦略は打てているのか……。

そんな疑問や不安が渦巻いている

昨今ですが、蔓延を防いで

人々の命を守る予防策としては、

次の2つが推奨されています。

① 密閉空間·密集 密接という

    いわゆる三密を避けること

② マスクの着用と手洗いの励行

皮膚消毒には消毒用アルコール、

物の表面を消毒する場合には

次亜塩素酸ナトリウムが

有効とされています。

とはいえ、これも消極的な方法。

第一には、クラスターが生じやすい

セミナー、イベント、ライブ、

大人数での会議や会食などの

人が集まる場所や機会を避けること。

不要不急の外出を控えることが

重要であるように思います。

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