水素ガス吸入療法が、

厚労省の「先進医療B」に承認

おはようございます！

管理人の野中ホルンです。

水素って、美容や健康にいいことは

よく知られていますが、

なにがどういいのかって

詳しく知っている人は

少ないのではないでしょうか。

私も、興味はあるけれど、

よくわかっていませんでした。

専門家の方にお話をうかがってみると

大きな特徴の一つとして、

水素は、老化や生活習慣病の一因である

悪玉活性酸素を除去するという

働きがあるのだそうです。

2016年12月、救急救命患者に対する

「水素ガス吸入療法」が、厚生労働省の

先進医療Bに指定されました。

承認の中心的役割を担ったのが、

慶応義塾大学病院･先導研究センター･

水素ガス治療開発センターです。

※「先進医療」とは、大学病院や

専門機関で研究開発が進められた

高度な医療技術を用いる治療法のうち

公的保険の対象にはなっていないが、

安全性や有効性が一定基準を満たしたもの。

「水素ガス吸入療法」では、

心肺停止後に蘇生した患者に対し、

水素ガスを吸入することで

脳機能が低下することを防ぎ、

のちの社会復帰を目指すというもの。

慶応義塾大学病院のサイトには

次のような内容が記されています。

＊＊＊

今回、水素吸入療法を行うのは、

心停止後症候群と言われる

状態の方を対象とします。

心停止になった方が、救急蘇生術で

心臓の鼓動を再開させましたが、

脳や臓器の機能が損なわれた状態です。

このように心停止後症候群になると、

高度の障害が残っての寝たきりや

植物状態になることもあります。

水素ガスは、体内のさまざまな有害物質を

無毒化できるとされています。　

今回の心停止後症候群では、

おもに脳機能に焦点をあて、

心停止になったときの脳の酸素不足と

そのダメージを水素によって軽減する

ことを目的としています。

＊＊＊

この技術が確立すれば、心停止後症候群以外にも

さまざまな症状での応用が可能になります。

しかも大掛かりな医療機器は不要なので、

容易に効果的な治療が行えるのです。

水素って、本当に効果があるの？

嘘なんじゃないの？

……と感じている方も多いと思います。

もちろん、効果には個人差があり、

実感も人それぞれでしょう。

それでも、水素の医療分野での有効性は

年々期待が高まっているようですね。

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