もっとも小さくて軽い元素H

宇宙の9割以上は水素でできている

こんにちは！

管理人の野中ホルンです。

医学分野で水素が注目されている昨今、

さまざまな研究開発が進んでいます。

厚生労働省の「先端医療B」で、

心停止後症候群に対する「水素ガス吸入療法」が

承認されたことは前のブログでお伝えしました。

実際、治療として水素を用いている

クリニックも少なからずあるようです。

ところで、水素って見たことありますか？

「あります！」と答えた方は

まずいらっしゃらないと思います。

なぜなら水素は、この広い宇宙で

もっとも小さく軽い原子だからです。

私たちが水素と呼んでいるものは

水素原子が2つ結びついた水素分子。

つまり、水素原子 H が結びついて、

水素分子（水素ガス）H2に

変化するのです。

宇宙でもっとも軽い水素ガスは、

非常に燃えやすい性質によって

車やロケットの燃料に用いられています。

石油や石炭などの化石燃料に代わる

半永久的に枯渇しない次世代のエネルギー

としても注目されているのです。

水素はどれくらい小さいかというと、

水素原子の直径は、約1億分の1cm。

水素原子をピンポン玉と仮定すれば、

本物のピンポン玉は地球サイズになります。

想像を超えた小ささですね！

周期表では原子番号も1番で、

もっともシンプルな構造を持つ元素。

また、宇宙で最初に生まれた元素であり、

宇宙の90%以上は水素で占めている

とも言われているのです。

これほどまでに小さく、

宇宙に満ち満ちている水素は、

吸入したときは肺に入って血液に溶け込み

あるいは散り散りに飛び回って拡散し

各臓器あるいは体の隅々に届きます。

水分や栄養素が通り抜けられない隔壁も

小さい水素は容易に浸透し

全身くまなく均一な濃度で広がるのです。

水に青いインクを1滴たらすと、

円を描きながら広がって、最終的には

全部が青い水になるといったイメージ。

水素を吸入すると、非常にスピーディーに

体の隅々まで水素が届くため

反応すべき悪玉活性酸素がなければ、

体内に溜まることなく外へ拡散するので

水素吸入の副作用は一切ありません。

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