ネイチャー誌への論文発表で

一気に加速した水素の臨床試験

こんにちは！

管理人の野中ホルンです。

水素が、健康と美容の両面に

有効性があると注目されたのは

いまから10年以上前のこと。

日本医科大学の太田成男教授が

世界的な医学誌『ネイチャー』に

水素水のもつ抗酸化作用等について

発表したことをきっかけにします。

この論文は世界中の研究者を驚かせ、

以降、水素に関する臨床試験が

異例の早さで次々と発表されています。

病を引き起こす一因にあるのが

悪玉活性酸素のヒドロキシルラジカル

とは、前のブログでご説明しました。

極めて毒性が強く、細胞や遺伝子を

破壊することもあるこの活性酸素と結合し、

無害な水として還元する力がある水素。

さらに、こういった水素の抗酸化作用は、

悪玉活性酸素ができにくい体質に改善する

という作用があることもわかっています。

動物実験では170以上もの

病気に対する水素の有効性を示す

論文が発表されています。現在では、

ヒトへの臨床試験も行われ、

水素のもつ健康効果については

数十の研究論文が発表されています。

心肺停止後の脳機能を維持したり

アルツハイマー病の発症後に

認知機能が改善するなどの

報告が相次いでいます。

水素ガスの吸入はもちろん

水素水の飲用や水素溶液点滴など

さまざまな摂り込み方での

検証が進められているところです。

それまでは水素による

症状の改善は見られるものの、

水素の反応がどのように作用するか

よくわかっていませんでした。

それが世界中で研究が進むにつれ

メカニズムが解明されつつあります。

水素は副作用がないのが特長です。

ビタミン・ポリフェノール・カテキンなど

活性酸素を除去する抗酸化作用の高い

物質はたくさんありますが、

悪玉活性酸素だけを除去するものは

水素しかありません。

今後も水素のもつ可能性について

さらに解明されることを期待します。

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